キジバトがたまに発する「プン!」という鳴き方。
ハトが「プンッ…」?
この鳴き方の意味には、正反対の2つの意味合いについて書きました。
キジバトの鳴き声「プン」には正反対の2つの意味!
デッデー、ポッポー!
デッデー、ポッポー!
リズミカルな鳴き方で知られるキジバトさんですが、「プン!」と鳴く時もあります。
キジバトがプン、、、。
本を読んだり動画を見ると、「プン」には真逆の意味合いを発見しました。
プン!の聞こえ方バリエーション
人によって「プン!」を表現する文字は違いますがニュアンスとしては…
・プンッ
・プン!
・プー!
・ブウ
・ブンッ!
・プーッ
「オナラみたい」で可愛いですね。
「プン」にある2つの意味
プンには、求愛と威嚇が見られます。
【求愛】プン!→ 頭を上下する
「プン」の意味1つ目は「求愛」です。
一般的には「求愛」が有名だと思います。
「プン!」と言ってから、頭を上に下に動かしたら求愛行動です。鳴くのはオスの方です。
喉元を膨らまし上下に揺らしながら「ヒューヒュー」とか「ブーゥワッ、ブーゥワッ」との鳴き声をリピートすのも、求愛の鳴き方。
ユーチューブ動画では、「プン!」を合図に求愛が始まり、首の上下運動が本格化するバリエーションも。
求愛確定の行為
「プン」と鳴いたハトが、さかんに首(喉元)を膨らまして上下に動かす。
※求愛でも、上下運動まで辿り着けず「プン!」だけでフラれることもあるぽいです。
残念…。
【威嚇】プン!
メジャーではないですが、ハトの「プン」は、威嚇の意味も見られます。
Youtube動画には、「プン!」と相手ハトの毛をクチバシでむしり取る動画も。(羽根が数枚飛び散っていました…)
これは、「求愛」ではなく、明らかに「威嚇」ですね…。縄張りを侵されたのでしょうか。
この他、「日本野鳥の会筑豊支部」のHPには、野生リスとケンカをする時に「プンプン」とさかんに鳴く様子も記述されていました。
↓紹介ページ
http://yacho.org/cbird/pages/4_kazakiri/tanaka/tanaka56.htm
威嚇の「プン」は、文字通りにプンプン怒っている感じですね。
鳴き方でコミュニケーションするハト
「プン」の正反対の意味、求愛と威嚇。
意味は真逆ですが、興奮気味な時、種の存続に関わる時の鳴き方という共通点はありますね。
カラスや鳩って、旧約聖書「ノアの方舟」物語や、8世紀の書物「古事記」にも出てくる人間歴史にも馴染み深い鳥。
デーデ、ポッポーという鳴き方が有名ですが、新しい鳴き方も発見されるかも…!?